イメージすることの大切さ

Learn something through old Japanese music culture

少し前の話になりますが、奈良に舞楽を鑑賞しに行きました。舞楽は雅楽の演奏様式の一種で、奏でられる雅楽を伴奏とする舞踊のことです。日本の古典音楽の一つである雅楽は現代では聞く機会は少なく、耳にするのはお正月の神社の初詣の時ぐらいでしょうか。

今回の舞楽は由緒ある神社で神様に奉納されたもので、その舞は神々しく息を飲みました。歌のあるものもありましたが、歌がなく曲と舞いだけで世界観を表現したものもありました。伝統舞踊の全てが神様に捧げられるものではないと思いますが、神様に奉納するための側面を持っていた伝統舞踊が世界には多くあると思います。ハワイの伝統舞踊であるフラも神様を讃える曲が多くあります。ハワイでフラをしていた時にそういった古典フラも踊っていましたが、神々しくて美しいと思う反面、表現する難しさを感じていました。

神様を讃えた古典音楽は、その曲の世界観を表現することの難しさがあります。現代社会では私も含めて多くの人が「神様」と言ってもあまりピンと来ないと思います。そのピンと来ない何かをイメージして踊らなくてはならないからです。何が言いたいかというと、イメージすることはとても大切で必要ということです。タヒチアンダンスは、曲と振りを覚えたら踊れます。でもそこにイメージがあると、世界観を表現するということになります。ただ「踊る」のと「表現」するのとでは大きく違います。タヒチの現地の人でなく、またタヒチに訪れたことがない場合、そのピンとこない何かをイメージすることは難しいと思います。イメージする為には、タヒチの景色を動画や写真で見たり、またタヒチアンダンスに関連する書籍を読んでみたり、タヒチアンダンスのショーなどを見ることでイメージしやすくなると思います。それだけでなく、私のように少しタヒチアンダンスから離れて神々しい舞を見るのも一つの方法かもしれません。私の主観ですが、舞踊は曲の世界観を表現することが一番の魅力だと思っています。だからこそ、タヒチアンダンスを通して表現することの喜びを知って欲しいと思っています。

さて、話が逸れますが私が舞楽を鑑賞した奈良の神社では、舞楽が奉納されている間中「氷灯籠」という氷で出来た灯籠があたりを優しくて照らしてくれて、とても幻想的で感動しました。

 

 

 

 

 

 

 

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